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12月10日
022 みどり荘|横浜市
この建物は築30年以上の木造2階建のアパートです。 横浜から少し離れた場所に位置するこの建物は古き良き昭和の香りが漂っています。 公共交通機関を利用される方には不便な立地に建っている建物ですが、 第3京浜のインターや三ツ沢公園などがすぐ近くにあり、 バイク移動がメインの方や、季節をしっかり感じながら生活したい方には理想的な環境です。 外観は、なんとも言えない可愛らしさがあります。 少子高齢化や賃貸物件の増加などにより需給バランスが逆転してしまった今、 選ばれる賃貸物件で居続けるのは大変です。 建替えをするのも、ひとつの選択肢と言えますが、 以前と比較し新築後の入居率や稼働率も物件によっては低下しています。 どういうことかと言うと、 建築費が回収出来ないリスクが高まっているという事です。 この建物に現在入居者はいません。稼働率はゼロ%です。 これら築年数の経過した木造アパートをリノベーションする時に、 考えなくてはいけないのは、選ばれる為の要素を的確に把握し、 コストバランスや"趣"や主要設備や賃料、周辺状況、入居者ニーズなど 複合的な観点から検証し、プログラムをする事です。 駅近物件や人気エリアの物件とは異なり、 コストを掛け過ぎてしまっては、オーナーのリスクが高まり、 リノベーション費用を回収できなくなる可能性があるからです。 この計画ではオーナーの予算の範囲内に収まるように4部屋の内の 2~3部屋を先行してリノベーションします。 (文:ルーヴィス・福井信行) ![]() ![]() |

