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06月15日
005 岡野|横浜市西区
「空室対策としてのリノベーション」 これは1973年に建てられた区分所有マンション1室のリノベーションである。 この部屋は、以前から賃貸として運用されていたが、 ここ2年程入居者がいない状況が続き、 所有者であるオーナーから空室改善の為のリノベーションを依頼された。 現在の日本において、賃貸住宅は約400万戸が空き家である。 (総務省:平成20年住宅・土地統計調査より) すなわち日本の住宅市場は供給過剰時代に入っており、 人口減少傾向にあるこれからの時代において 空き家は加速度的に増加することが予想される。 僕らは空室を改善する為に、市場供給数の少ない空間へリノベーションする事で、 空室を改善しようと試みた。 具体的には、部屋全体を従前よりも広く魅せる為に、 天井を表しの状態にし、オリジナルのキッチンや ブラシュッテッド加工が施されたフローリングを使用するなど、 一般的な賃貸物件ではあまり見ることの無い仕様で構成した。 このリノベーションで学んだことは、 賃貸型リノベーションと購入型リノベーションでは クライアントが望んでいる事が異なるという点である。 賃貸型リノベーションの目的は、収益や空室や入居者の質の「改善」であり、 購入型リノベーションの目的は、デザインや機能や好みのライフスタイルの「実現」である。 おそらく今回のような予算に併せたデザインで収益を改善していくリノベーションが 賃貸型リノベーションにおいて、今後のスタンダードになっていくような気がする。 調査報告 リノベーションレポート (文:ルーヴィス・福井信行) ![]() ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

