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01月06日
038 山下町|横浜市中区
今回のリノベーションは、 オーナーからの最低条件をクリアした上でスタートすることになった。 まずオーナーからの要望は、天井断熱機能の向上、配管のやり替えであった。 予算の関係上、それらのコストを差し引き、 なにが出来るかを逆算して考え、リノベーションした。 天井に断熱を入れるのであればと天高は可能な限りまで上げたが、 壁面に充分なしつらえを施すほどのコストを掛けるのは難しいと考え、 壁面は仕上げを部分的に躯体手前まで剥し、その武骨な壁面と呼応するように、 床に古材を使用した。 コストの制約に影響を受けながらも可能な範囲で良い方向に考え、 塗装する しないの取捨選択をし、露出になった配管は陰影や動きとしてとらえ配置した。 もしかしたら、新築当時よりも古くみえるかもしれない時まで戻した部分と 新しい部分を混在させることにより、見え方や捉え方が変化出来るように心掛けた。 この周りの道を歩いていると、中華街らしいお店が軒を連ねている。 気付かなかったが、このビルの屋上から下をのぞいてみると、 意外と生活の匂いがすることに気づく。 中華街は観光地という印象で、その中心部にも住居があるのだ、という発見。 今回、このようにリノベーショ物件を市場に供給することが、 普段目に留まらない地域や物件に住むという選択肢を 増やすきっかけになれればと気づくことが出来たプロジェクトである。 ![]() ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

