1980年代に建設された既存建物であり、水回りの変更に制約があったことから、クロスおよび床の張り替え、キッチン面材の更新を中心とした必要最小限の改修とし、既存空間を活かしながら住環境を再構成したプロジェクトです。
施主が古物を好み、落ち着いた色調の家具を多く所有していることを踏まえ、空間全体との調和を図るため、仕上げ材についても深みのある落ち着いたトーンを基調として選定しています。
猫の通り道となる造作を空間に組み込み、さらに室内窓を設けることで、人と猫の視線が交わり、各室が緩やかにつながるような空間構成としました。